経済学

【ミクロ経済学01】希少性・トレードオフ・機会費用:4つの原理

経済学の4つの原理 経済学

今回は、経済学を学ぶ上で最も基本となる4つの原理について、考えていきます。

どれも大切なものですので、経済学を勉強し始める前に、しっかり理解してくださいね!

まず、始めに「合理的経済人」仮説について説明した上で、経済学の4つの基本原理について解説していきます

「合理的経済人」仮説

経済学のほとんどの分野では、人々が「合理的経済人」(ホモ・エコノミクス)であることを仮定します。

これは、人がその時の自分の効用(満足感のようなもの)を最大にするように行動するということです。

みなさんの生活を考えてみると、つい失敗してしまうことってありますよね。

例えば、久しぶりにカレーをつくるとき、家にまだあるのにカレーのルーを買ってしまうことが、、

カレーのルーだと保存が効きますが、これが鮮度が命の食料品だったら死活問題ですよね。毎食、卵料理だなんてことが起きてしまいます。

ただ、経済学は、経済社会の様々な場面における、効用最大化や資源の効率配分、利益の最大化について考えます

そんな時に、こんなケアレスミスまで考えてられませんよね!だから、経済学では、人間が「合理的経済人」として、その場面で一番最適な行動をすることを大前提にして、議論を始めます。

ただ、近年では、人間の脳に関する研究も進み、心理学や認知科学の知見を応用させた「行動経済学」が発展してます。話題にもなっていますよね。

ここでは、「いやいや、人間ってそんなに合理的じゃないぞ!」ってことを主張してくるわけです。

それは確かにそうなんですけど、経済学で基本のモデルなどを考える際は、一旦、それはおいておきましょう。

行動経済学も面白い分野なので、興味のある方は勉強しておくと、少し毎日を賢く生きられますよ。

経済学の4つの原理

さて、いよいよ本題の4つの原理について説明します。

4つの原理とは、希少性の原理、トレード・オフ、機会費用、利益追求です

どれも、上の「合理的経済人」仮説の支えとなるものです。

希少性の原理

希少性の原理は、簡単に言えば、「希少なものには価値がある」です。

例えば、空気を考えてみましょう。地上にいる限りは、空気に困ったりしませんよね。

私たちは、お金を払うことなく、生きていくのに必要な空気を得ているわけです。

それは、空気が私たちの周りに、十分すぎるほどあるからです。もしも、深海や宇宙空間など、呼吸が困難な環境に出かければ、たちまち空気はいくら払っても欲しい存在になりますよね。

このように、私たちは希少性が高いほど、価値を感じるのです。

トレード・オフ

トレード・オフは、「あることをすればするほど、別のことができなくなっていく」という関係のことです。

例えば、子どもにスポーツを習わせるとしても、野球でもサッカーでもプロの選手並みに育てるのは難しいですよね。

野球の練習をしている時間は、サッカーの練習はできず、逆もまたそうです。

プロ野球の選手だって、その世界で戦うために、投手はピッチングの練習に特化するし、野手は守備や打撃の練習に特化しますよね。

だから、大谷翔平のすごさがより一層際立ってしまいます、、

もっと、経済学的な話にすると、時間やお金をどう使うかはトレード・オフです。

もし1000円もっていても、ラーメンを食べるのに使ってしまえば、その1000円で新書を買うことは叶いません。

機会費用

機会費用は、先程のトレード・オフの考え方に似ています。

機会費用とは、「その資源でできなかったことのうち、もっとも価値があるもの」を指します。

これではわかりにくいので、具体例を。

例えば、3時間の自由が与えられたとして、あなたは何に使いますか?

英語の勉強をする、YouTubeを見る、コンビニのバイトをするなどなど、色々な選択肢がありますよね。

例えば、コンビニのバイトに行ったら、時給1000円×3時間で3000円の報酬を得ることができます。

しかし、このとき、英語の勉強もできませんし、YouTubeも見れません。このできなかったことのうち、最も利益が高かったものの価値が機会費用です。

金銭換算して、英語の勉強3時間で1000円の価値があり、YouTube視聴3時間で200円の価値があったとしたら、コンビニバイトにいったことの機会費用は1000円です。

利益追求の原理

最後の原理は、「利益追求の原理」です。

これは読んで字の如く、人々は、利益を追求することを常に考えているということです。まさしく、「合理的経済人」仮説そのものともいえるでしょう。

人々は、効用が得られるというインセンティブに従って、行動を選択します。インセンティブとは、動機のことです。

ここでいう効用は、単にお金だけでなく、地位や名誉であったり、快楽であったりと様々です。

そして、より強い効用が得られるところに、一番大きなインセンティブが働き、人々は行動します

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いかがでしたか。経済学の4つの原理について、理解を深めていただけたでしょうか。

以下の記事では、さらに「市場」の基本原理について解説しています。今回の記事と合わせてお読みいただくことで、経済学の入り口は完ぺきだと思うので、合わせてご覧ください!

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